自然農田んぼ塾会議&勉強会議事録
2016年7月18日(月・祝)PM2:00~4:30
出席者:10名
1. SRIの進捗状況
2回の草取り(5/26,6/13)を実施済。ウサギ(?)による食害が見られる。
昨年に比べ分けつが少なく生育が遅れている。春先の低温が影響(?)
2. イネの生育調査の目的・方法の変更
3. 苗代での堆肥づくりの提案
苗代で育てていた苗が途中から生育が止まり肥料切れを起こしている。
そこで苗代に米ぬか、枯草を敷きシートで覆う方法で堆肥づくりを行う。
4. 敷き草確保を目的としたライ麦の裏作栽培について提案
敷き草の効果は、田植え後草取り作業の軽減が得られる一方で草の確保が課題となっていた。そこで収穫後にライ麦を蒔き田植え前に刈り草として利用する。
5. 勉強会
(1)わたしの自然農 つくば自然農を学ぶ会 伊藤さん
原点:福岡正信「わら一本の革命」川口由一1998年1月つくば市豊里公民館での映画と講話。自然農歴18年、田んぼ約2反、畑5反(3か所)条件の悪いところで適地適作。自給自足(食に関して)の生活。
自然農については、有機農家から移行する人もいる。有機農業が商業ベースに染まり、より自然な生き方を求めている人の表れか。
(2)発酵について 逢坂さん
参考文献、小泉武夫「発酵 ミクロの巨人たちの神話」「発酵はマジックだ」
発酵とは「人間にとって良いことをしてくれる微生物の働き」
微生物はカビ、酵母、細菌に分類。日本酒、味噌、醤油は麹カビの働きから出来た副産物。ビール、ワインは酵母の働き、ヨーグルトチーズは乳酸菌(細菌)の働き、土壌中にも様々な細菌が存在する。地球と人類を救う発酵技術(FT:Fermentation Technology)革命、環境、健康、食料、エネルギー問題を微生物の働きで解決する。
次回の予定:9月24日(土)PM2:00~4:00 里山情報館
自然農田んぼ塾事務局 菊地 敏夫
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