2019年5月25日土曜日

2019.5.25自然農田んぼ塾会議



本日、自然農田んぼ塾会議を行いました。
参加者:5名

1. 田植えのお疲れ様会(さなぶり)
参加者の多い61日(土)12:0013:00にファーマーズセンターでBBQ&焼きそばを食べながら懇親を深めます。会費制:実費を割り勘(小・中・高校生は無料)
  申込は、5/30まで。下記のメールか電話でお願いします。
  e-mail:yokappe_tuchuula@vmail.plala.or.jp
     TEL:080-5414-0769

  9品種中7品種が90%(過去最高)、苗代の均平化が功を奏した。
間断灌漑の間隔を昨年までは3日(湛水)4日(落水)で運用していたが、今年から2日(湛水)4日(落水)
に変える(宍塚の谷津田が粘土質のため)
乳苗・稚苗・中苗の比較:SRIは乳苗移植が特徴だが、乳苗は扱いが難。稚苗・中苗で生育に差がなければ
乳苗にこだわらない。
鳥よけのネットを張った場合と張らない場合、蒔く間隔を2.7cm5.4cm7.1cmに分けて実験。
鳥よけは、スズメの被害を想定したが宍塚は猛禽類のサシバやオオタカが営巣しているので、スズメの数が少ない。
張らない場合と差がなかった。今年は、水位管理・除草作業を重点的に行った結果、順調に発芽し生育している。


2019/5/25自然農田んぼ塾田植え


本日田植えを行いました。
参加者:6名

1. 苗取り:苗代から数株ずつ苗を取っていきます。(品種はミドリモチ)
その際に気を付けることは苗の根についた土を洗い落とさない事。土を付けた状態で植えていきます。


2. 田植え:上に敷いた草を竹べらでかき分けて、穴を開け1本ずつ苗を落とし込み、周りの土を寄せます。
苗がまっすぐ立っているのがベスト。また余り深く植えすぎない事。
  ヒモを張って、印の手前に植えます。移動の際には苗を踏まないように。


3. 休憩:熱中症対策のため、水分補給と小まめな休憩を取ります。
4. 苗取り:もう一つの苗代からプリンセスサリーを苗取りします。
ここの苗代は、雑草(コウザンセキショウなど)が多い。

5. 田植え:今年から新たな取り組みで、ヒモを張らず、予め除草した列に自分のペースで植えていきます。
上に枯草がない分、作業はしやすい。ただし田植えの後に抑草のため枯草を敷く。


通常の田植えとは異なるやり方です。水を張っていない分、歩きやすく四つん這いになって作業ができる。

腰への負担は少ない。田植えの後は水位を上げていきます。
苗取りの様子。苗箱の苗と違い、しっかりと根を張っています。なるべく苗に負担を
かけない様に周りの土と一緒に指に力を入れてすくい上げます。


2019年5月18日土曜日

田植えの準備作業(草取り作業)


本日、草取り作業を行いました。
参加者:4名

イネ科の植物の場合、根元に生長点があり上だけ刈ってもすぐに生えてくるため、
のこぎり鎌を使って、草の根元から切ります。


根は残しておきます。根の周りには微生物や小動物の餌になる栄養分が集まっています。


ヨシなどの地下茎のある植物も2~3年刈っていると徐々に減ってくる。
刈った草は、その場に敷いておく。さらに予め刈った周辺の草を上に敷く。
こうすることで新しい草が出てこない。

緑の風景が茶色に変わりました。
草取りをしていると「瞑想に似た感覚」になります。
無心で一つの事に向き合う。
その波動のようなものが、お互いの中で共鳴している状態、至福の時です。

田植え前の準備(除草作業)


宍塚周辺の田んぼでは、田植えが進んでいます。
自然農田んぼ塾の田植えも5/25,26,6/1,2を予定しています。

一般の農家では田んぼに水を張って、代かきという作業をします。
これは苗を均一に植えるため田んぼを平らにならし、又水を張ることで雑草を抑える
ことにもなっています。

自然農田んぼ塾では、水を全面に張りませんので代かきはしません。
その代わりに雑草を抑えるための除草作業をします。
苗を植えた後に雑草(ヒエなど)との競争に負けないように、予め対策をします。
今年は新兵器が登場しました。

刈り払い機の先に小ぶりの歯のついた草刈り機(通称アイガモン)です。
これで地面を数回滑らせ、雑草の発生を抑えます。

従来は立ち鎌や刈り払い機で雑草の根元を刈っていました、自然農田んぼ塾メンバーのIさんより
こういう便利なものがあると紹介され、導入しました。

ただし本来は水を張った状態で、使用する器具ですので、あまり強く押し付けると歯を傷めるおそれがあります。
優しく表面を滑らせるように慎重に行います。

本日(5/18)午前中と明日(5/19)午後、除草作業を行いますのでご興味のある方、
お越しください。



2019年5月4日土曜日

緑もち移植(2019.5.3)

緑もちを移植しました。
連休に入り寒い日が続いていましたが、この数日気温が上がり稲の生育も進んだようです。
新しい冒険の始まりです。
緑もちの乳苗移植経過報告