2015年11月28日土曜日

2015年11月28日 会議

自然農田んぼ塾議事録

日 時:2015年11月28日(土)14:00~16:30 
場 所:里山情報館
出席者:9名

1.稲刈り、脱穀・唐箕・もみすりの実施状況について
  田んぼの学校の稲刈り(10/10)から始まり、自然農田んぼ塾の稲刈り(11/12)まで
  朝紫・まんげつもちの脱穀・唐箕・もみすりまで実施済


  • I氏より「今年はウサギに稲をかじられ、20%の収量減となった。」
  • 私の田んぼでもイノシシに荒らされた。宍塚では、鳥やウサギ、イノシシなどの被害は見当たらない。案山子の効果か、オオタカを頂点とするバランスのとれた里山の成せる技か。


2.SRIイネと非SRIイネ、直播イネと移植イネの稲株の比較および反収比の推定について
 SRIイネと、非SRIイネの違いは、写真の通り一目瞭然。サンプルは1例で田んぼの端から採取。SRIイネに比べ、直播イネは根の張りが狭く、窮屈そうであった。来年は、直播イネの改善を図る。
 9月の資料で、反収の計算式を提案したがサンプリングの仕方で推定結果が大きく変わるため、この計算法は使わず、はざがけの長さと面積比から反収を推定。それによるとSRIイネが非SRIイネの18%増、直播3cm間隔が移植イネの18%増になった。
 いずれも12月中旬に実測の反収が決まるので推定の妥当性が判定される。




3.2016年の作付け最終案
 朝紫からおくのむらさきに変更する。(田んぼの学校、自然農田んぼD,E)
 まんげつもちからはまかおりに替える(田んぼC、A1-1)
 田んぼの学校80m²はまんげつもちにする。


4.2016年の種もみ準備量
  まんげつもち栽培面積180m²から260m²に変更
  おくのむらさき栽培面積230m²から150m²に変更


5.放射能測定(福島、飯館村、大熊町)
 M氏と同行し、車内から空間線量を測定する。大熊町では途中通行止め
 無人の家が目立つ。飯館村の田んぼも表土は削られ、路肩に除染された土などがシートに包まれ積まれていた。4年前と比べると1桁線量は下がっていた。

6.國井孝昭さんプロフィール
 NPO円農あたい理事長。来年、田んぼの学校の隣で川口式自然農によるトヨサトとはまかおりを作付けする。つるぐみ農園、ふれあい農園でも自然農による野菜づくりを都会の人と行う。

7.I氏の自然農畑見学を12月20日(日)に実施

8.田んぼの学校のかかし送り(12/5)、ならせもち(1/11)

9.今後、米の出納管理をKが行う。

 次回の自然農田んぼ塾の会議+勉強会は、1月16日(土)14時から
 勉強会のテーマは、(1) N氏「家庭用生ごみ処理プラント」、(2) U氏「麹のつくり方」

自然農田んぼ塾事務局 K