2020年9月27日日曜日

令和2年の稲刈りが始まりました

 令和2年の稲刈りが始まりました。今年の夏は、梅雨が長く続き梅雨明けと同時に猛暑で農家にとっては過酷な年でした。一方、稲にとっては適度に雨が降り、温度も高かったことから順調に生育が進みました。

一般の農家の田んぼは、既に稲刈りが終わっていますが自然農の田んぼは、これからが本番です。ザックザックとノコギリ鎌で稲を刈り、稲わらで縛りおだに架けていきます。

足元ではカエルがピョンピョン跳ねています。

竹園高校JRC部の高校生も応援に駆けつけてくれました。




次回は、10月3日、4日に行います。
お時間のある方、ご参加下さい。




2020年5月25日月曜日

田植え(2日目)


昨日、田植えを行いました。
参加者:1415
品種:マンゲツモチ、神丹穂

良いお天気でした。

昨日のおしりを落として、匍匐前進の姿勢から直立して植える時に腰を折り曲げる方法に
変えてみました。腰への負担が少し和らいだ気がします。

午前中、田んぼの学校の家族が田植えに参加してくれました。
子どもたちは泥だらけになって、カエル採りに興じていました。


NHKラジオの「子ども電話相談室」で小学1年の女の子が、「どうしてカエルは、オタマジャクシから
カエルに変わるのですか?なぜカエルのまま生まれてこないの?」と質問していました。

回答者の方は「カエルがカエルのまま生まれないのは、生まれた後の世話が大変だから。」
「卵をたくさん産んでオタマジャクシにして何匹かが生き残ればいいという戦略を取ったから」
と答えていました。

1つの生命に変わりはないと思うのですが、あらかじめロスを見越して沢山産むのと
1つの生命を大切に育てていくのか、生き物によって選択が違うようです。

カエルの卵やオタマジャクシも他の生きもの(魚や鳥)の餌となり命を支えているので
、無駄な命はないと言えるのでしょうか。

自然農田んぼ塾の田植えは、苗を1本ずつ植えます。
稲にとって、それが最良の方法と思うから。

皆さんは、どう思われますか?


2020年5月24日日曜日

田植え始まりました


田植えが始まりました。
参加者:6
品種:イセヒカリ、まんげつもち

午前中心配していた雨も降らず、まずまずの田植え日和でした。
前日の雨で田植えをする面も柔らかく、穴を開けるのも楽でした。
(自然農田んぼ塾の田植えは、水を張らず土の表面に竹ベラで穴を開けて
苗を1本ずつ植えていきます。)





イベントで行う田植えでは、ヒモに印を付けてそこに苗を植えていきますが
自然農田んぼ塾では、各自のペースで20cm間隔で植えていきます。
「もう少し広く」とか「田植えの面は歩かない。」とか注意が飛びます。

移動は、溝の中(中央部は深くなっているので端の方)か山の部分に
足を乗せます。慣れない人にとっては、バランスを崩し転倒の危険があります。

両足を山の部分に乗せて、おしりを落として、そのままの姿勢で前進します。
3列ずつ植えて、端まで行ったらUターンをして繰り返しです。

時折鳥のさえずりが聞こえます。
緑の風が通る里山です。



2020年4月12日日曜日

開校式と種まき


自然農田んぼ塾の開校式と種まきを行いました。
開校式は、里山情報館で参加者10名(会員8名、非会員2名)
種まきは、田んぼで参加者大人13名、子ども4名(会員7名、非会員10名)

開校式では、1.開会のあいさつ(O理事長)
2.自然農田んぼ塾へようこそ(M塾長)
3.宍塚の自然農田んぼについて(OS)
4.イネの一生について(OS)
5.栽培品種と作付けについて(OS)
6.年間のスケジュールについて(K)
7.自己紹介 が話し合われました。
コロナ対策のため、入り口と窓を開け換気に気を配り、席を離しマスク着用で行いました。






種まきは、田んぼの一画を区切って作った苗代に種もみを蒔きました(品種:イセヒカリ、神丹穂)
各所で足が泥にはまり、動けなくなる事態が続出し、悲鳴やら歓声が交錯していました。
普段コンクリートの上を歩いている人にとっては田んぼは、ミステリーゾーンと思えたことでしょう。
新緑とカエルの合唱がこだまして里山の春は、コロナはどこ吹く風と賑やかでした。


2020年2月10日月曜日

自然農田んぼ塾 新規メンバー募集

令和2年度の自然農田んぼ塾の新規メンバーを募集いたします。
不耕起(機械や鍬で耕しません)
無農薬(除草剤や殺虫剤は使いません)
無施肥(化学肥料など肥料は使いません)
里山や土の中に住む生き物たちに負担を掛けない農法で
9種類のお米を育てます。
昨年は、竹園高校JRC(Junior Red Cross)部の高校生たちと一緒に作業をしました。
期間は、4月の種まきから1月の収穫祭まで、月1~2回の
作業になります。
里山で一緒にいい汗をかき、高校生たちとの交流を楽しみませんか?

場所:土浦市宍塚の里山
期間:4月~1月
(4月11日(土)9時半~12時、開講式と種まき)
内容:種まき、田植え、草取り、稲刈り、脱穀、収穫祭
募集人数:20名(締め切り3月末)
参加費:1,000円(宍塚の会員の方は無料)
問い合わせ先:080-5414-0769(自然農田んぼ塾事務局 菊地)E-mail:yokappe_tuchuula@vmail.plala.or.jp

2019年10月27日日曜日

2019.10.26自然農田んぼ塾稲刈り

令和元年10月26日(土)9時半~14時
場所:自然農田んぼ塾の田んぼ
参加者:午前4名、午後6名

大雨の後ですが、稲刈りを行いました。
刈り取った稲は、マンゲツモチ、神丹穂、ミドリモチ、プリンセスサリーです。

ザクザクとノコギリ鎌で稲を刈る感触が心地よい。
通りかかった子どもたちが「あ~稲刈りしてる。」と
声を掛ける。

刈り取った稲は、竹で組んだおだに干します。

お天とうさまの光で栄養が稲に送られます。


今回は、T高校の高校生も稲刈りに参加してくれました。

2019年8月18日日曜日

2019.8.17稲の生育調査と草取り


昨日、稲の生育調査と草取りを行いました。
参加者:11

猛暑が予想されたので、時間を30分早めて開始しました。それでも背中に照り付ける日差しは強い。

生育調査は、草丈と分けつ数を10株数える作業です。
品種:ミドリモチ、トヨサト
これを調べることで稲が順調に育っているか、分かります。
今年の稲は、ヒョロヒョロして分けつが少ないそうです。
 
草取りは、ヒエを中心に取り除きました。
イネの葉の先端が目に刺さらないように注意をしながら進みます。

今年は田んぼの表面に水があるせいか、ハート型の葉のコナギも
見られました。

1時間ほど作業をして木陰で休憩。差し入れの梅ジュースと果物で喉を潤します。
「これ一人で作業していたら大変だよね、皆でやるからなんとかできるけど。」

農家の苦労が少し体験できました。