2020年5月25日月曜日

田植え(2日目)


昨日、田植えを行いました。
参加者:1415
品種:マンゲツモチ、神丹穂

良いお天気でした。

昨日のおしりを落として、匍匐前進の姿勢から直立して植える時に腰を折り曲げる方法に
変えてみました。腰への負担が少し和らいだ気がします。

午前中、田んぼの学校の家族が田植えに参加してくれました。
子どもたちは泥だらけになって、カエル採りに興じていました。


NHKラジオの「子ども電話相談室」で小学1年の女の子が、「どうしてカエルは、オタマジャクシから
カエルに変わるのですか?なぜカエルのまま生まれてこないの?」と質問していました。

回答者の方は「カエルがカエルのまま生まれないのは、生まれた後の世話が大変だから。」
「卵をたくさん産んでオタマジャクシにして何匹かが生き残ればいいという戦略を取ったから」
と答えていました。

1つの生命に変わりはないと思うのですが、あらかじめロスを見越して沢山産むのと
1つの生命を大切に育てていくのか、生き物によって選択が違うようです。

カエルの卵やオタマジャクシも他の生きもの(魚や鳥)の餌となり命を支えているので
、無駄な命はないと言えるのでしょうか。

自然農田んぼ塾の田植えは、苗を1本ずつ植えます。
稲にとって、それが最良の方法と思うから。

皆さんは、どう思われますか?


2020年5月24日日曜日

田植え始まりました


田植えが始まりました。
参加者:6
品種:イセヒカリ、まんげつもち

午前中心配していた雨も降らず、まずまずの田植え日和でした。
前日の雨で田植えをする面も柔らかく、穴を開けるのも楽でした。
(自然農田んぼ塾の田植えは、水を張らず土の表面に竹ベラで穴を開けて
苗を1本ずつ植えていきます。)





イベントで行う田植えでは、ヒモに印を付けてそこに苗を植えていきますが
自然農田んぼ塾では、各自のペースで20cm間隔で植えていきます。
「もう少し広く」とか「田植えの面は歩かない。」とか注意が飛びます。

移動は、溝の中(中央部は深くなっているので端の方)か山の部分に
足を乗せます。慣れない人にとっては、バランスを崩し転倒の危険があります。

両足を山の部分に乗せて、おしりを落として、そのままの姿勢で前進します。
3列ずつ植えて、端まで行ったらUターンをして繰り返しです。

時折鳥のさえずりが聞こえます。
緑の風が通る里山です。